2014年 10月 28日
悲しいオリーブの収穫78歳の義母もこんなことは今まで聞いたことがない!
と驚くほどの大凶作のオリーブ。
今年はエキストラバージンオリーブオイルが1滴もできなかった。
1滴も・・・。
暖冬で冬が来ず、オリーブは花を咲かせ実もできたものの、
喜びは束の間、全て害虫被害に遭ってしまった。
通常の収穫は10月の中旬くらいから始まるが、今年はその前に実はほとんど地面に落ち、
残っていたとしても害虫に食われ、酸度の低いエキストラバージンは全くできなかった。
うちは無農薬で挑戦してるから尚更であるが、農薬を散布していたところでさえ、
今回の被害は想定外でフヴァル島のオリーブは全滅、クロアチア沿岸全土で大きな被害となった。
悲しい。
これからに向けて主人は作戦を練っているが、考えても考えても先が見えない。
私はただひたすら寒い冬が来ることを祈るのみ。
それにしても、ここまで毎年の収穫量、オリーブの質に左右されるエキストラバージンオリーブオイルが毎年ほぼ同じ価格で、お店に並ぶのはなぜなのだろうか・・・。
こんな記事を見つけ、少し謎が解けたが・・・。
http://www.j-cast.com/2014/10/20218826.html?p=all
消費者だけだった自分からほんの少し生産者側に立つようになって、
お店での食品の値段に疑問を持つようになった。
本当は全ての食品が毎年同じ値段何んてありえないんじゃないだろうか。
大量生産、農薬使用、自然からかけ離れた生産の仕方をされた食品以外は・・・。
まだまだわからないことだらけ、勉強しなければ・・・。
長年農業に従事している方たちに話を聞いてみたい。
2年前の豊作写真。あ~。はぁ~。(溜息)
今年は写真を撮る元気すらない、もっぱらオリーブがない。
by tomaya-croatia
| 2014-10-28 04:10
| Hvar島