辛いことがあれば、嬉しいことが本当にあるものだ。
何と、今年2014年のクロアチアのワイン国際コンテスト「サバティーナ」Sabatinaで、
主人が創ったワインが金賞を受賞した!!

金賞受賞!!!

ディプロマ、銅賞、銀賞で名前を中々呼ばれず・・・もしかしてとドキドキしながら発表を待った。
そしたら何と金賞、Paulo Caric(パウロ・ツァリッチ)!!!Plavac Mali(プラヴァッツ・マリ)!!
プラヴァッツ・マリとは有名なカルフォルニアワイン-ジンファンデル、イタリアワイン-プリミティーヴォの兄弟品種でクロアチアのダルマチア地方の土着品種である。

昨年仕込んだそのワインの名前は「ルチ Luci」
娘の名前。

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昨年ワイン職人のお兄さんから独立し、
主人が生まれて初めて誰の手も借りず、一人で仕込んだワイン。

娘への想いを込め、丁寧に創り上げたワイン。

葡萄は先祖代々受け継がれている。
主人の御爺さんとお父さんが1950年に植えた葡萄。

御爺さんもお父さんももうこの世にはいない。
孫の顔も見ることはなかった。

でも

自分が植えた葡萄が今は孫、息子に受け継がれ、曾孫、孫の名前が
その葡萄で作られたワインに付いている。
伝統を守りツアリッチ家の教え通り作られたワインが今、金賞を受賞。

今は亡き御爺さんとお父さんのことをふと思ってみる。
どこかで喜んで笑っているかな。

ただのワインかも知れない。
でも創った人の想いや歴史を想像するとますます美味しさが増す。

世の中美味しいもので溢れているけれど、
その一つ一つの美味しいものに作り手がいる。
「美味しいもの」の向こう側にある作り手のストーリーに思いを馳せると、
また違った「おいしさ」が生まれるのではないだろうか。

ワインもオリーブオイルも、「素材」から「製品」まで一人の人が丹精込めて作っている。
考えて見たら、そんな食べ物を口にする機会って少ないなって思う。

改めて島に受け継がれている暮らしのありがたみを感じる。
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by tomaya-croatia | 2014-11-18 03:20 | ありがとう | Comments(6)